2012年4月12日木曜日

だめん住クリエイター8


だめん住クリエイター 十か条


■その8 予算の話をはぐらかす

良いものを提案するのは、クリエイターの使命
良いものは、住み手もいつかはわかるはず
少しぐらい予算オーバーしても、良いものつくるのだから
なんて考えている建築家は結構います。
ホント

でも
高いものと、予算は相関関係はありますが、
良いものと、予算とは相関関係はありません。

なぜなら、
良いものとは住む人の価値基準でしかないからです。

ものづくりにとって、予算の話は一番したくないことです。
できれば思いどおり造りたい・・・
でも住まいは絵ではありません、
住み手がいて、住み手がお金を出します。

お金の話をはぐらかして、いいもの作りましょうなんて耳でささやかれたら、
一度は冷静にもどりましょう。
家づくりに、あらこんなお安く出来ちゃったなんていうマジックはありません。
ダンピングはダンピングでしかありません。
住まいづくりの早い段階で
大枠でもいいので予算の話をしっかり話し合える関係でいたいものです。

言っておきますが
予算と見積は違いますよ。
予算は建てる人が考えること。
見積は工務店やメーカーが出すもの。
設計も何も決まっていないのに、住宅の詳しい見積が出るとしたら、
これは逆に予算話をはぐらかすテクです。
これ、僕はフェイント見積と言っています。

2 件のコメント:

  1. 来馬 さん
    岩間 です。

    だめん住クリエイター おもしろいです。
    うなずきながら なにげに楽しんでます。
    読みやすいですね。

    返信削除
  2. ありがとさん、返事遅れました。

    返信削除