2012年6月26日火曜日

音楽仲間

7年ほど前から、目黒でブルースセッションをという音楽で遊ぶプチイベントを
大体月1回サポートしているんですが、7年もやってくると
音楽仲間がたくさんできました。
先日日曜日にも
自由が丘オッドフェローズと言うバーの音楽仲間のイベント「オッドロックvol9」
に参加させてもらいました。音楽仲間はホント、仕事なんて関係なくて
楽しいですね・・・9組の多彩なバンドが4時から10時まで・・・
僕は生ギターのデュエットでした。



2012年6月22日金曜日

手抜きとういうか 不思議と言うか・・・


中古マンションの防水の話。


結構高級なマンションを、昨年末浴室はいじらずに改装しました。

先日浴室から水が漏っている、と住み手の方から。
改装のよしみで、相談に。

早速、仲介不動産と売り主に来てもらって、改修交渉。
以前から怪しかったとのこと、水回りの事は、ちゃんと売買時に伝えておくべきことですね。
何とか売り主に負担をしてもらうことに・・・

そして、改修・・浴室の床を壊してみたら。

1、元の工事の不思議さ。

2、住み手が行った10年前の浴室建具と水栓の取り換え工事のずさんさ。

この2点が明らかに・・・

1、元の工事、たぶんちゃんとした建設会社が行ったのだと思いますが、
RC造の浴室防水下地は当然コンクリートかモルタルなのに、合板が・・・
たぶん洗い場のかさ上げ(高くするの)に合板を使ったようです。
普通は絶対しない工事。何故なのでしょうか?
不思議です。
工期が間に合わなくて応急処置で防水をしたのでしょうか?

2、住み手は不動産関係の方ですが、浴室の水栓と出入口を替えたときに、
ケチったのか、ひどい業者にあったのか、
防水層を切断して補修もせず、建具と水栓を設置して石張りの仕上げ。
仕上げが良けりゃいいという物ではありません。
建具の下の防水を切ったところから漏水。
正直笑ってしまいますが…こんなことをする業者がまだいるんですね・・・
仕上と値段でごまかされたのかな・・・

中古物件、住み手が水回り変更していたら注意ですね。
だって住み手にチェック能力ないですからね。
業者にいいように扱われていたかもしれないです。
それと、80年代までのマンションでは浴室もユニットバスではなくて、
防水型の浴室が結構ありました。注意したいものです。

で、先日もう一つ、知り合いの方のマンション上階から漏水が、数年前に続き2度目とか。
前回やった業者の配管工事がいい加減だったのが判明。
下に住んでいる知人はたまったものではありませんが、
上階の持ち主も、いい加減な工事をされていい迷惑ですね。

水回りは、ちゃんとチェックしながら改修する必要がありますね。
といって多くの方は業者任せでですが。
写真も撮ってね。売却するときも、それを渡したいものです。
マンション履歴書と言うのが必要なのかもしれません。

2012年6月21日木曜日

すべり台

今設計をしている住宅で、すべり台を付けるかどうかの検討・・・
すべり台は角度と、最後の距離で安全が決まるのですが
なかなか,確信がもていないので
近くの公園へ、採寸と実体験


すべり台使っていたお嬢ちゃんに、滑らせていただきますとことわって
ひとすべり。むむ、まだ確信は持てないな・・・


2012年6月20日水曜日

食品サンプルと住宅展示場

最近の日本での傾向ですが、住宅は住宅展示場で決める人という人、住宅購入者の50%らしいです。


この住宅展示場、飲食店の店頭の食品サンプルに似ていませんか?
住宅展示場で住宅を選ぶのは、世界的に見て少数だと思います。
ドイツもそうらしいとどこかに書かれていましたが、
工業化され規格化が進んだ国の特徴かもしれません。

しかし、ものづくりとしては
飲食店や、住宅会社を
何故食品サンプルで、住宅展示場で選ぶのかはわかりません。

だって両方とも、管理された工場生産品ではないのですから、
どんなに工夫しても、現場の職人(料理人)に左右されるのです。


ま、マックくらいシステム化されていれば、ありですが、
(住宅もそれを追求している会社もあるようです。)


でも、それなら食品サンプルはいりませんよね・・・



安心して暮らせると言われる日本で、食品サンプル・・・
理由は???

僕の仮定ですが、明治以降今までの食生活、住み方を捨て、新しい食生活、住み方を取り入れようとしたときの急激な食生活、住み方の変化の中で、その見本としてはじめられたものではないかと思うのです。
それを人は「近代化」といいますが、


そうです、食品サンプルや住宅展示場は、伝統的な食生活や住まい方を失った人たちが、新しい食を、住み方を見つけるために、漂流する「とりつくしま」みたいなものだった
のではないでしょうか?


食は、すでにそれを脱しつつありますが、住まいは・・・


自信を持って今までの住み方もいいんだよと言わず、
「近代化」はいいんだとささやいて、
漂流させてしまった責任の一端は
建築家にもあるんでしょうね。

2012年6月15日金曜日

地震の地域係数Zっていまいちわかんなかったな

建築基準法関連告示に

地震の地域係数Z
(建設省告示 昭和55年11月27日 建設省告示第1793号)

と言うのがあるのですが、昔から不思議な係数だと思っていましたが
こんなのなくそう・・・と言った記事


日本はどこでも大きな地震は来る!
野家牧雄さんの記事を読むと
その不思議さが了解できます。


2012年6月14日木曜日

模型ってなんで造るんだろう・・・


住宅の設計をするときに、模型を必ず造ります。
ずっと当たり前にやってきています。

模型を見せると、わかりやすいととても喜んでくれますが、
パースやCGでもいいんじゃないかなとも時々思います。
CGなんて中を歩けるし・・・

最近、一般読者向けの建築の本をいくつか出してみて、
出版社の方と色々話してくると、自分達建築家の俯瞰癖がとても鮮明になります。

これ、「エラそう・・」って言われることもありますね
建築家はついついマクロな視点、上から目線で見てしまいます。
それが一般読者にはわかりづらいと・・・
もっと身の回りの事実から説明してくださいって。

俯瞰することと、身近な具体的事実を見ること両方大事です。
建築家にとっては、抽象的ではなく、
具体的なこととしっかり向き合う姿勢が大事です。

逆に、住み手も、目の前の具体的事実に振り回される前に、
住まいを時々俯瞰してみることも大切だと思います。

そうです、
模型は住み手が自分たちの住まいを俯瞰するためにとても役立つのですね。

模型を眺めていると、
自分たちの住み方の「美しさが」「良さ」が見えてくるんです。


2012年6月11日月曜日

子供はパブリック

子供は家の奥に・・・
それはそれで、いいのですが
子供はある程度成長したら、プライベートで囲むより、パブリックにおいて
社会とつながらせた方がいいのではと思います。

HOUSE12T
12坪の家、
都市の住宅でも、1階をパブリック、子供の領域と言う発想で考えた住宅です。

「子供はパブリック」 HOUSE12T #4

2012年6月9日土曜日

sketchup で隣家の影をチエック

スケッチアップの 影の機能はなかなか素晴らしくて、
設計の業務にも使わせてもらってます。
フリー判は真北の設定がチト大変ですが、隣家と設計する住宅の影が
日にち戸時間で簡単にチエックできます。


今やっている3階建ての住宅の影チエック
このようなこともしながら、プランを決めていくんですね。

結構、役立ちます。

2012年6月5日火曜日

魚焼き

キッチンでの魚焼き
設計の段階で、どうしますか?いつも聞きます。

あまり焼かない方、グリルを使う方、専用のグリルを使う方・・・
網を使う方・・
僕は、グリルを使いますが、あれを洗うのが好きじゃないし、奥の方の排気口は汚れて行くので
何とかならないかといつも思います。

使い手としても、設計者としてもね。

で、先日、施主の方と話していたら、フライパンでオリーブオイルでふたをして焼くとか

汚れも、すぐ洗えるからいいとのこと。

早速、やってみました。

それなり焼けました。オリーブオイルなので、変な油っぽさまなく
おいしく焼けました。

これからはこれも有力な選択肢だな・・・



2012年6月1日金曜日

事務所内は大騒ぎ

今日は、二世帯住宅の子世帯の家族5人が打合に事務所へ。

いつもは静寂の事務所は、久しぶりに大声の中での打合!

お子さんは5歳、3歳、1歳、男の子3人ですからね。
喧嘩したり、泣いたり、なかよくあそんだり。
楽しい打合ですが、僕も時々何を話していたか忘れたり・・・
しかし2時間ほど、子供もよくがまんしてくれました。

昔の子育てをおもいだします。




僕は、いわゆる今でいう「イクメン」の一種・・・、
設計事務所は時間の不規則なので
朝ごはんと、保育園へ連れていくなどの朝の仕事は、中学校まで
どんなに遅くまで飲んでも僕の担当でした。
また、時間調整のきく仕事なので、学校のPTAや学童も僕のお仕事。
(暇だったわけじゃないのですよ。今より全然忙しい)

ですから、子供は女の子一人でしたが、多くの先生や子供たちとそれなりに仲良しになりました。
楽しくもいい経験です。
しかし、学童で男の子3人以上いたお母さんは、たくましかったし、みんないい子だった。
兄弟が多いっていいですね。

元気な男の子3人の二世帯住宅・・・