2012年4月17日火曜日
200万で出来るマンションリフォーム
200万も出せば、どんなリフォームでもできると思っていませんか。
かなりの事は出来ます。
でも、しっかり予算組をしないと無理です。
その理由は、
たとえば、12坪程度の2DKマンションを、1LDKのオープンなマンションにする場合で考えてみましょう。
実質の工事費(材料と手間)はどれくらいでしょう?
先ず、消費税 ・・・10万円
工務店の経費(安くて) ・・・10万円
仮設費(EVの養生など)
と壁などの解体費 ・・・15万円
で、実質工事費は165万円です。
さて、ここで欲張るとあっという間に予算を使い果たします。
この予算で見た目と達成感を得るには
1、建具を使わない工夫
ドアや家具の扉は結構な値段となります。若い方はカーテンや間仕切り用ファブリックをうまく使います。参考にしましょう。
2、床をフローリングにこだわらない
フローリングは音の問題もあり下地も含め予算が必要となります。フローリングがかっこいいブームは終わったと思っています。フローリングにこだわらず使い方に合わせて選びましょう。マンションではカーペット(じゅうたん)もなかなかいいものです。リーズナブルだし、改装も楽。
3、照明器具、電気の変更を抑える
コンセントや照明器具にこだわると、予算的には20万程度すぐにかかります。あまりいじらすに、照明器具は、天井に引掛けシーリング程度で終わり、あとでいろんな照明器具を楽しむ方が、リーズナブルで楽しめると思います。
4、造りつけ家具は必要部分に限定
造りつけ家具は、どうしても必要な部分に限定し、扉をできるだけ避けるといいでしょう。
5、キッチンは超シンプルに
キッチンにこだわると、ワンルームでも6,70万は行ってしまいます。シンプルなミニキッチンやトップをステンレスやタイルで造り、収納はオープンなものにするといいでしょう。
5、便器、洗面器、浴室は・・・
200万予算では、どんなに工夫して水回りを変更しても2つまでです。優先順位は一般的にはキッチン、浴室、便器、洗面器の順というのが普通ですが、トイレは人目につくもの・・・それに浴室はシンプルなものでも設置共40万程度はしますから、一番予算を必要とします。よほどひどい浴室でなければそのまま使い便器を変える方がいいかもしれません。
6水回りの位置は変えない
といったことを考えて進めるとバランスよく予算が使えます。
スケッチは次回お見せしますが
予算組例は
床、壁等下地・枠回り 40万
床材(カーペット等) 15万
壁天井 15万
電気(照明器具後付) 5万
給排水 5万
キッチン(換気扇とも) 30万
便器 15万
造りつけ家具(扉なし) 20万
便器 15万
キッチン壁 5万
これで、リフォームしたなという、リフォームができる予算組です。
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