だめん住クリエイター 十か条
■その5 写真写りのよさばかり考えている
建築家の多くがそうです。
写真写りのショットを考えて建物を造る方もいます。
美しいことはいいことです。
でも空間は、写真でも3Dでもありません。
住まいの美しさは、写真の中にあるわけではありません。
触感、風、匂い、光の変化、床の音・・・
いろんな感覚が入り込んで良い空間になるのです。
5感です。
現代は視覚の時代、文字や写真に多くの情報があると考えがちですが、
価値のある情報は5感からです。
適切な判断を決める情報は5感からです。
直接人と会って話すと、一気にいろんなことが氷解することがありますが、
それは5感で人を感じているからです。
住まいも写真で判断してはいけません。それは住まいのホンノ一部です。
女性は香りを大事にすると言われますが、
視覚重視は男性社会の特徴ともいえるかもしれませんね。
設計者も、そろそろ視覚重視からは脱却すべきだと思います。
そして、住み手のリアルな日常に耳をかたむけなければいけません。
住まいは、ヴィジュアル系からリアル系へですね。
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