だめん住クリエイター 十か条
その1 家は住み方の実験場だと思っている
家は最新技術の実験場ではありません。
設計者が自分のお金で実験するのはいいけれど
住み手のお金で実験するのは問題ですね。
最新技術を使いましょうと積極的に提案する設計者がいますが
半分は功名心、
4分の一はパイオニア精神、
4分の一は施主のため・・・なんてね
良いことと、悪いことを丁寧に説明したうえで、
最新技術を使っていただくというのはいいのですが
最新技術に限って、
悪い点が見えてこない、見えないようになっているのです。
生活のなかでどう使われるか、その維持はどうなっているか、
20年後は・・・
よく考えてみましょう。
最新技術を、今日使っても、明日新しい最新技術が出るかもしれません。
生活は、基本はローテクです。
2,3年の技術の差なんて、生活には何の意味もありません。
2,3年の技術に生活の質がゆだねられるなんて変です。
技術も少し問題も出たころに住まいには使うようにしましょう。
僕は、住宅では
枯れた技術を使いましょうといつも言っています。
技術立国日本、経済優先日本の考え方とはチト違いますが。
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