2012年3月16日金曜日

柿渋と止水

今週は、仕事の合間に「使える!内外装材[活用]シート」の改訂にむけて
各専門の方にお話を伺いに行って、結構忙しかったですね。
しかし、面白い話がたくさん聞けました。
それぞれに、専門でやっている方は、僕たちと共通する所があって、こだわりをみなさん持っています。工事や建材も違った視点から見ることができるので、刺激的です。


止水の話は、前回少し書きましたから、柿渋


柿渋塗料、この日本の伝統的な塗料、とても優れているのですが、
戦後はあまり使われなくなりました。
僕の田舎では小さなことは使っていたのですが、現在は一部で使われているだけ。
ドイツ系の自然系塗料は良く使われているのに、柿渋は人気がありません。
不思議ですね。
いろんな理由がありますが、機能面で劣るといったことではなく、
赤っぽいといった見栄えや、
樹脂系の塗料が百花繚乱といったこともあるのでしょう。
また、自然系塗料のブームにのれなかったということも理由の一つでしょう。
ともかく
今回伺ったエイブル・エンジニアリングの「柿心」は、一般の人にも使いやすいように工夫されていて
魅力的な柿渋塗料ですね。
以前より注目はしていましたが、今後はより積極的に取り入れたいと思います。
詳しくはコラムでまた書かせていただきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿