あら不思議・・・水は防ぐが、湿気(水蒸気)は通す紙
これは、日本の住宅に大きな恩恵を与えた紙ですね。
以前はタイベックと呼ばれた紙が主に使われていましたが、今では
色々なメーカーがつくっています。
水蒸気は0.0004μm 霧雨100μm 雨2000μm、水と水蒸気は大きさが違うのですが
紙が0.5-10μmの穴が開いているなら、湿気だけは通すわけですね。
原発の時の白い作業服も同じようなものです。身体から出た水蒸気は排出するけど
外からの水蒸気より大きな物質は進入させない。
身体の水蒸気が発散されないと蒸れますから・・・・
湿気の多い日本の住宅では、これと同じように、蒸れさせないで
壁の中などに水蒸気が溜まらないように壁の外壁側にこの紙を取り付けて
壁内の水蒸気を発散させるんですね。
このシートのおかげで、湿気の覆い日本の住宅は、
調湿や透湿を兼ねた土壁という素晴らしい伝統の技術から
やっと一歩、近代化ができたともいえるのですね。
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