木構造の強度にはいくつか大切なことがありますが
地震力のような横からの力には、耐震壁(筋違や合板で固めた壁)と
床の剛性(床が平行四辺形にゆがまない)が大切です。
南側に壁が少なく、北側に壁が多い住宅では特に
この床の剛性(強さ)が大切です。
で、最近は2階床は、梁に根太をのっけ、合板12ミリを取り付けるより
24ミリの厚い合板をしっかりと梁に取り付けて、床の剛性をとる方法が増えています。
SE構法では28ミリが多いかな。
この場合、今までは配線や小さな配管は梁の上に載せた根太の高さで間で
上手く配線配管できていたのだけれど。
梁の上に直接強度に大切な合板がつくので、配線配管の方法を
設計の段階でしっかり考えて置かないといけないのですね。
設備のために梁や柱に穴を開けないというのが建築工房 匠屋の方針だからです。
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