最近は家は商品だと思う傾向が強いように思います。
時代的にはしょうがないかなとは思いながらも、
それでいいのだろうか?とも思います。
商品だと、性能や仕様書、流行りで選びます。
そして消費財的に考えてしまいますね。
いま必要なのは
消費から愛着へ!です
愛着がわくという次元は商品という出来合いの考えとは、たぶん違いますね。
愛着とは、時間ですからね。
良い商品も時間を共に過ごせば愛着はわきますが
性能や仕様比較で考えれば古くなる。
性能や仕様比較だけで考えるなら
人生はさみしいものです。
役立つかどうかだけで、ものを図るのは面白くありません。
役立たないもは楽しいですからね。
たぶん、今の時代
多くの方は、「解答」を求めているんでしょう。
住まいに解答はないのですが、
住まいづくりにも解答はないのですが
有ると思っている。
これは商品化の一つの悪い面ですね。
目の前にある性能に、解決があると感じる勘違いですね。
多くの商品は、そのツボをおさえてこんでいるのです。
性急すぎますよ。
性能は、ある時期の、ある一面の基準であって、
「住むという」複雑な動きや心を性能で比べることはできません。
性能とは大切ですが「そのようなもの」として考えていきたいものです。
ちょっと、とっかかりとなる、参考になる基準でしかありません。
横にある大切なものをわすれてはいけません。
商品として、考えるのではなく、共に住む伴侶として
住まいを考えるといいですね。
目の前にいい商品があったとしてもね。
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