2014年11月14日金曜日
透湿防水シート
あら不思議・・・水は防ぐが、湿気(水蒸気)は通す紙
これは、日本の住宅に大きな恩恵を与えた紙ですね。
以前はタイベックと呼ばれた紙が主に使われていましたが、今では
色々なメーカーがつくっています。
水蒸気は0.0004μm 霧雨100μm 雨2000μm、水と水蒸気は大きさが違うのですが
紙が0.5-10μmの穴が開いているなら、湿気だけは通すわけですね。
原発の時の白い作業服も同じようなものです。身体から出た水蒸気は排出するけど
外からの水蒸気より大きな物質は進入させない。
身体の水蒸気が発散されないと蒸れますから・・・・
湿気の多い日本の住宅では、これと同じように、蒸れさせないで
壁の中などに水蒸気が溜まらないように壁の外壁側にこの紙を取り付けて
壁内の水蒸気を発散させるんですね。
このシートのおかげで、湿気の覆い日本の住宅は、
調湿や透湿を兼ねた土壁という素晴らしい伝統の技術から
やっと一歩、近代化ができたともいえるのですね。
2014年11月13日木曜日
鋼板屋根
鋼板屋根、昔は瓦棒カラ-鉄板屋根、・・・と言えば
雨漏りは少ないけど、安い屋根、ちょっと安っぽい屋根の代名詞でしたが
現在では、鋼板屋根材はガルバリウム鋼板というとても質の良い鉄板
の上にさらに耐候性のある塗装を塗り、色もなかなかいい色も増え
扱いやすくなりました。
10年保証は当たりまえ、鋼板によっては20年保証というのもあります。
それに瓦棒ではなく、それに似た、たてはぜ葺きは屋根勾配が緩やかでも
雨漏りがしにくいので安心です。屋根からの雨漏りは
建築工房 匠屋設計で建てた建物では今までのところありません。
色あせもあまりありません。
いいことだらけですが
唯一の難点が、音・・・・
その音を止めるのが、鋼板の下に敷く吸音材(写真)
これ、普通のものじゃだめなんですね。屋根の温度が高くなるので
ある程度耐えられるものでなくてはいけません。
この吸音材の下に、防水紙、野地板、屋根の通気層、屋根の透湿紙
そして熱い断熱材(セルロースファイバーで18.5㎝!)が入るのですね。
屋根も昔に比べ高性能になってきました。
2014年11月11日火曜日
LED
照明器具は、LED化が進んでいます。
この2年ほどで、lEDの照明器具も安定(金額や明るさの判断、使い方、資料など)してきて
ここにきてようやく安心して使えるようにはなってきているのです、
現在の設計では、ほとんどLEDで提案するようになってきていますが、
金額的にはアップ要素です。
白熱、蛍光灯だけを使っていた時に比べ10-15万ほどアップです。
坪単価にすると0.5万アップですね。
サッシ、断熱材などがアップ要素ですから、頭が痛いですね。
でも、維持は安くなりますね。
これからは、LEDは照明器具としての認知や技術の方はおちついたので
使い方などがどんどん提案されていくでしょう。
間接照明や、小さな照明いろいろ考えられて・・・楽しみです。
100ボルトという電圧は、家庭用は電灯とうよばれているように、
照明への電流供給のために100Vです。
照明が電圧が低くなればいいのなら、高い電圧が必要なものは200V
他は低電圧・・・
住宅に供給される基本電圧も変わってくるかもしれませんね。
写真は用賀の家の居間食堂の写真です。
2014年11月10日月曜日
床の強さ
木構造の強度にはいくつか大切なことがありますが
地震力のような横からの力には、耐震壁(筋違や合板で固めた壁)と
床の剛性(床が平行四辺形にゆがまない)が大切です。
南側に壁が少なく、北側に壁が多い住宅では特に
この床の剛性(強さ)が大切です。
で、最近は2階床は、梁に根太をのっけ、合板12ミリを取り付けるより
24ミリの厚い合板をしっかりと梁に取り付けて、床の剛性をとる方法が増えています。
SE構法では28ミリが多いかな。
この場合、今までは配線や小さな配管は梁の上に載せた根太の高さで間で
上手く配線配管できていたのだけれど。
梁の上に直接強度に大切な合板がつくので、配線配管の方法を
設計の段階でしっかり考えて置かないといけないのですね。
設備のために梁や柱に穴を開けないというのが建築工房 匠屋の方針だからです。
2014年11月6日木曜日
ホールダウン金物
12年の法規改正以来、ホールダウン金物も当たり前になってきましたね。
屋根の軽くなった住宅では、建物が地震や風で転倒や柱の引き抜きの心配が出てきます。
ホールダウン金物はとても有効です。
しかし、これだけの太いアンカー(直径16ミリ)を基礎コンクリートに埋め込まなければなりません。
後で修正という訳にはいかないのです。
で、ここに開口部があったらどう成りますか・・・
建具の枠にあたったり、建具が狭くなりますね・・・チェック
で、筋違がある場合は・・・
この太いアンカーと調整しなければいけません・・・チエック
で、柱との距離が離れアンカーを設置してしまったら・・・
取り付けにくくなる・・・チェック
最近はこういった問題をある程度解決してくれる金物が
だんだん製品化されていますが、
チェックは怠りなくしなければ良い住宅はできませんね。
2014年11月5日水曜日
住宅に使われる釘
釘も規格があります。
特に耐力壁等の釘は間違えないようにしなければいけません。
現場へ行けば、釘の入った箱や色で区別がつきますが
住宅で良く使う釘を書いておきましょう。
最近はビスも多いのでビスもね
<構造用>
・N50 太さ2.70mm 在来合板耐力壁
・CN50 2.85mm 2*4合板耐力壁
・GN(F,C)40 2.34m 石膏ボード12.5t用
・SN32 3.05mm シージングボード用
・金物(筋違やホールダウウン)専用ビス
・N75 床合板用
基本的な間隔は大概150㎜ですが、計算等によって
違ってきますので、注意ですよ。
<非構造用>
・NC50 2.10mm 非構造用、昔からと同様釘
・石膏ボードビス
・木工用ビス(コーススレッド、スリムスレッド)
<強度が欲しいとき>
・コーチボルト(ラグスクリューボルト)
<その他>
・ステープル 石膏ボードなどをタッカーで止める
・仮釘
・隠し釘 後で頭をとる(シナ合板など)
・フローリング用釘
・スクリュー釘
頭巻釘、角折れ釘などの四角い鍛造の和釘も、日本文化として一応覚えておきますかね
2014年11月4日火曜日
最近の雨水枡
昔は排水升と言えばコンクリートの四角い重々しい枡でしたが
最近はコンパクトな塩ビの枡にほとんど替わってきています。ここ15-20年の変化ですね。
雨水は砂やほこりが多いので、それを時々取り出し掃除ができるようになっています。
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