以前のブログにも書きましたが
和室の本では
床の間は、南か東向きで
床の間が左側にあって、左から光が来るのが、本勝手です。図の左です。
でも茶室では、
客が主人の右手に座るものを本勝手、右勝手というので
図の右のような配置が一般的ですね。
畳の敷き方も、普通の和室と違って
茶室では貴人畳や道具畳というのがあり
配置が違います。(図右)
文字とは面白いもので、本が付くと何故が間違ってはいけないような
気になりますが、右勝手や左勝手だと
何だ、単なる使い方の問題だとなってしまいます。
和の空間は、伝統なのか、迷信なのか、慣例なのか・・・
色々悩みますが、各時代れれぞれに工夫してその時の合理的な方法を
形にしてきたのですから、
合理的に判断していくのも大切だと思います。
でも、細かなこと決めるときは実際は悩みますね。伝統的にはどうするんだ・・・
笑われないようにしないとねってね。
ちなみに、庭が南、仏壇が西方浄土を拝むとすると西置きで
それだと、それに並んで床の間がある場合は
本勝手、西に床の間、東向きが一番自然なのでしょうかね・・・
といった事も、僕の育った環境からの単なる思いだと思います。
確か、お雛様のお内裏様の位置も、向かって右と左があるらしいですからね。
明治時代に右お内裏様が、西洋風左お内裏様に変わったとか・・・
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