マンションリフォームに限らずですが、必ず造作家具の依頼が来ます。
でも、造作家具は、高級家具に比べれば、安く、狭い場合は有効に空間をつかえるからいいのですが、イケヤやニトリの家具と比べてしまうと、割高感が出てくるというのが今までの施主の反応です。あたり前なんですが・・・・
大工さん、あるいは家具屋が一日働けば2万円はかかります。
扉を付ければ、一つ7、8000円はします。引出を造ってもそれくらいはします。
金具にいいもの使えば値段が上がります。
それと大量生産品と比べるということがナンセンスです。
ということで、
コストが厳しいときは
既成家具ではスペース的に大きな無駄になりそうな場所や、色合いにいいものがないとき、
デザイン的にどうしても部屋の雰囲気にあったものを見つけられないときに限り、
造作家具を考えるといいでしょう。
新築やリフォームで造作家具や手作りのキッチンをたくさん作ってきましたが、近年のローコストの流れ、好みの幅の大きさ、より高機能(たとえば家具の金具)を求めるという流れからは、既製家具や既成キッチンでコーディネートした方がいいのではと思うようになっています。
でも、造作家具は場所と使い方がしっかりマッチすれば、丈夫でとても使いやすいですね。
リフォームでは、ここぞというところに考えてみましょう。
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