思い出深い茶会でした。
おいしいお酒とお豆腐料理のつき出し、そしてうな重、
奥さんが青山の福井館まで行って用意していただいた、僕の故郷の菓子やお新香~~
うれしいですね
そして、メインは
蝋燭の元でゆっくりと味わうお茶。
いわゆる正式な茶事とは違い、
茶会素人の僕と工務店の社長のために配慮していただいた茶会ですが
食事のあと中立があり、静かに濃茶を待ち味わい、
器などの話しをながらなごやかに薄茶を味わうという基本的な流れは守りながらも、
素人でも茶の味を味わえる緩急自在の茶会でした。
茶事の本では、器や茶杓などをどう見せていただくか・・・
なんてことを悩んでしまいますが
ご主人はそれとなく、器や茶杓、棗の話をして、どうぞ手にとって見てくださいと言って
それにまつわる話をしてくれます。
素養がなくても、見たくなりますね。
それに、器の一つは、奥さんの手作り。これも話題になりました。
まさに交流の茶会です。
ご主人が茶道に精通していらっしゃるからこそできる茶会なのではないでしょうか?
茶会のイメージが変わりますね。
正式な茶事は大切なことだと思いますが、
このように茶のたしなみがなくても
茶をゆっくり味わえるというのは本当にいいことだと思います。
二回目の茶会で、やっとお茶の深い味を味わえたように思います。
わずか二回の茶会(茶)ですが
ホントに運がいい出会いです。
ガサツな僕でも
日本の作法や所作への理解が少し深まったように思います。
大学時代に建築の授業で茶室を学んだとき、
このような茶会に出会えたとしたら
僕の思考も変わっていたように思います。
しかし、夜の茶会はいいですね~~
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