2012年5月21日月曜日

だめん住ウォーカー(クライアント)7


だめん住ウォーカー(クライアント) 十か条

■その7やっぱり値段だ

値段は大事です。同じものなら安いほうがいいに決まっています。
でもこれは同じ商品という前提での比較です。
ある人にとって価値のあるものも、ある人にとっては何の価値もないならば、
安くても良かったとは言えません。
価値がないのですから。

家はどうですか?
家は既製品ではありません。住み手の意をくんで、現場で造るものです。
だから造る前に良かったかどうかは実際はわかりません。
自分の住み方も明解になっていないのですから・・・
家の価値は住み始めて、維持して初めてわかるものです。
ですから、値段の比較ができません。
厄介です。

住み手にとって大事なのは、
先ず自分にとって価値のある家を手に入れられるかどうかです。
そして、それがリーズナブルに手に合入るかどうかです。
逆ではありません。

それには先ず設計段階で、
自分たちの価値を形にしてくれる設計者と出会うことが大切です。
そしていい職人さんや工務店と出会いしっかりした家を建て、
工務店のアフターケアや生活の中での
自分たちにあった維持も可能な家かを考えておかなければいけません。

こういったことがないがしろにして、
安い家を購入したと喜んでも意味がありません。
価値が低い家を購入するわけですから
いわゆる安物買いの銭失いですね。

自分に必要な家がある程度明確にでき、それに対して、
安いと悪いかを言わない限り、値段は安いとも高いともいえないのです。

値段に目をやる前に、自分たちの住まい方や、
住まい方の優先順位を把握する努力をしましょう。

工務店の選び方も、単に値段ではなく、
アフターケアも考え何かあったらすぐに駆けつけてくれるかなんて考えてみると、
若干変わってくるかもしれません。
長い目で家を見てみましょう。
最後は値段かもしれませんがね。

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