2014年12月12日金曜日
扱いやすい引戸
手前は居間食堂、向こう側は玄関土間
匠屋のデザインソースの一つ、玄関土間、別名、縁土間とも言います。
で、それを区切っている引戸が、
ガラス戸(框戸)なのですが、枠内にはガラスではなく、ツインポリカというポリカーボネイトの
半透明なものが使われている框戸です。
これも20年以上も前から使っています。
ガラスだ割れた時が危険というのと、日常の開閉にガラスはちょっと重いのです。
ポリカーボネイトは耐衝撃性は極めて高く、子供がまともにぶつかっても
割れることはありません。
それにかるい!自己消火性もあり、火事にも安全です。
難点は、引き戸が軽すぎて、子供が勢いよく開閉すると、戸が枠にバーンと当たることかな。
もう、これはしつけの問題ですが・・・
2014年12月11日木曜日
和室の割り付け
等々力の家では、和室を茶室としても使うのですが
東京では京畳のように大きくないけど、最低短辺880にしてほしいということと
田舎間(中京、僕のふるさと福井も同じ)のように
畳の大きさがどの位置、どの部屋も同じにしてほしいということで
6帖と8帖で構造の寸法も違うので、構造のレベルで微調整しています。
その墨だしを、棟梁と二人で・・・
既存サッシを使うこともあり、タタミヨセにコンセントつけるとかいろいろと
調整大変です。
高さ関係も、既存サッシと、和室旧来の鴨居高さの調整や、耐力壁と
和室の壁の調整、エアコンの調整・・・茶室としても使うので気を使いますね。
上は和室の詳細図です。何枚も描いて現場で調整です。
2014年12月8日月曜日
隠れた小路
六本木一丁目駅から、スウェーデン大使館横を通り、神谷町にぬける歩道は、なかなかいいです。
先日 泉屋博古館(せんおくはくこかん)分館に行ってきたのですが
六本木一丁目の駅から、エスカレーターで丘の上まで登ると、目的の泉屋博古館や、
ラフォーレ六本木のある区画があり、車道渡るのは一箇所、
そして、神谷町へと階段で降ります。のんびり20分くらい~~
良い秋を見つけました。
2014年12月5日金曜日
洗濯機
木造住宅の新築ですが
洗濯機がミーレ、排水と給水が日本とちょっと違うのですね。
ミーレの食洗機は結構扱って来ましたが
ミーレ洗濯機は10数年ぶり、イヤー詳しく調べておくべきでした。
新規購入なら排水や配管、電気はしっかりとチェックしますが
すでに木造で、普通に使っていた洗濯機なので、
日本製のつもりで、排水、給水を設計してしまいました。
しかし、間違っておりました。 洗濯機200Vと聞いた時点で、詳細を調べるべきでしたね。
現場で訂正でした。間に合って良かった。
でも問題はもう一つ、振動が大きくメーカーでは木造2階建てにはオアススメできないとのこと
2階に洗濯機おいているんですが・・・・
所有者のクライアントもこれは知らなかったらしく、出来るだけの対処をしなければなりません。
幸い、耐震等級2、2階の床は24ミリの厚い合板仕様なので、振動さえ吸収できれば
ある程度は大丈夫と考えられます。
洗濯機の置くところを、フローリングをやめ、硬く厚いゴム、さらに足に緩衝材
天井裏は防音処理という事で進めることにしました。
ちなみに、最近は1階天井うらに吸音材を入れるようにしています。
匠屋では2世帯住宅が結構多くて、一階寝室の上に居間などが来てしまうこともあるからです。
2世帯住宅、上下とも寝室が基本ですが・・・・
上下の音・・・木造では完全に止めることはできませんが、吸音材や、床の仕様を変えることで
かなり改善できるんですね。
2014年12月3日水曜日
腰見切り板
腰見切り板・・・
右の壁の腰あたりについた板、本来は腰壁の板張や、腰壁の壁の仕上げを変えるときに
付けるボーダーです。でも仕上げを替えないときも使います。
塗装の時に、必要に応じて付けるのです。
塗装の場合、腰のスイッチあたりの汚れと、腰と壁上部の汚れの違いが、クロスなどに比べ
結構目立つというのがひとつの理由
もう一つは、
部屋の家具の配置が明確でない場合、完成後の配線等の変更に耐えうるために
腰より下部だけ簡単な配線工事ができるようにするためです。
高齢者のおうちの時も手すりをつけるのに役立ちます。
2014年12月2日火曜日
ライトアップ
東京どこもかしこも年末ライトアップ
恵比寿のライトアップアップは結構前からですが、
中目黒は、今年からブルーのライトアップ それなりに楽しめます。
中目黒は、桜の季節に加え年末も人だかりですね。
事務所は恵比寿と中目黒、中間なのでそれなりに楽しめます。
東北大震災の後は夜の光は自粛してましたが、もうそれは過去なのでしょうか?
ライトアップは素敵なことですが、これだけ多くなると、複雑な気持ちです。
逆に、町の光を消して(効果的に少なくして)、店舗も光を抑えた
ライトダウン(オフ)イベントってしないかな・・・・
2014年12月1日月曜日
サッシの取り換え
リフォームで頭を悩ます工事の一つに
サッシの取り換えがあります。
何故、悩むかというと、サッシを撤去して新しいサッシを入れると、
外壁、内壁共に補修という大仕事が待っているからです。
特に外壁をいじると、外部足場も必要になり、リフォームは大掛かりになります。
で、このように既存のサッシ枠をいじらずに、取り付ける方法(アタッチメント)が
だんだん実用化されてきています。
住宅用なら、今までのサッシはそのままで
内部にサッシで断熱というのは、断熱性だけでいえば
実用的で、これはもうすでに普及しています。
プチ知識ですが、二重サッシは内部サッシの方が気密性が高いというのが
原則です。普通は外部のように思いますが。
室内の湿った空気が二重サッシの間に入って、外側のサッシ面で結露をするからですね。
但しこれは外部サッシがある程度の気密があることが前提。
昔ながらの木製建具じゃ話になりません(笑)
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