左官の塗外壁
10年ほど前までは、出来るだけ避けてきた仕上げです。
理由は
1、ひび割れが心配。
2、現場での工事期間が長くなる
3、通気構法では壁の重さが心配(通気胴縁を付けた上に重いモルタルが心配)
4、モルタルのイメージが安普請的イメージがあった。
といった理由です。
しかしこの10年で
1、ひび割れは表面にガラス繊維を埋め込ませることで、ひび割れのリスクがほとんどなくなった。
(ノンクラック構法)下記のガラス繊維を表面に埋め込むのですね。
2、工期はやはり短くはなりませんが、住み手が左官仕上げを好むようになってきたので
工期については理解してもらえる。
3、モルタルは、軽量のモルタルを使いガラス繊維を入れてることで厚さ(15ミリ)程度で、
安定した強度を出せるようになった。
4、住み手は高級仕上げと感じるよになった。
というわけで。以前はサイジングが主流でしたが。
左官とサイジングが半々となりました。
左官仕上げ・・・伝統的な仕上げのように感じる方もいますが
進化しているのです。
サイジングのちょっとクールな感じに対し、温かみのある感じもいいものです。
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