左官が壁を作り、建具屋や表具屋が畳屋 塗装屋が完成させる
システムは至って簡単ですね。
でも今ではこれでは何かが足りません・・・
そうです、設備です。
一般的に質の高い職人とは、自分の担当する仕事を
極めた職人ですね。
しかし、現在では、設備との取り合いや住み手の多様な住み方に
対応していかなければなりません。
これを整理するのが、現代では設計者(建築家)です。
しかし、現場のすべてを設計者が把握、制御できるわけではありません
また、現場の工事管理者とて同じです。
で、大切なのは、自分の仕事を質高くこなすというより
全体とのバランスや、住み手の住み方に関心を寄せ
他の職種と調整もできる職人が、求められていて
それが、住み手に益をもたらすのです。
それが良い職人です。腕だけではなく、気配りのできる職人
設計者も同じですね・・・・