建築家失格
住まいや建築は、ある種の隙がないといけません。
そこで人が生活、活動するからです。
フォトジェニック(視覚重視)で造形主体の建築や住宅は
隙を拒否しているものがおおいですね。
良き空間は改造や工夫、維持や汚れ、異質によっても
耐えうるようなものでなければならないと常に思っています。
隙の無い人は好きになれないように・・・隙=入り込む余地=好き・・・
いくらかの隙が空間には必要ですね。
造形という近代の亡霊をそろそろ追い出さないといけないなと
感じています。こんなの、まさに建築家失格ですけどね。
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