2015年7月29日水曜日

沖縄の楽譜




沖縄の三線の楽譜、先日、音楽のセッションで

はじめてみました~~

面白いですね。

沖縄の歌は、いいもの多いですよね・・・

三線とは関係ないけど

先日友人から、朝崎郁恵の「阿母」教えてもらったけど、心にしみますな・・・

作詞はUAなんだって・・・

2015年7月28日火曜日

玄関アプローチの完成


等々力の家、玄関アプローチ

もともとあった石の再利用と、石の業者さんより

切断で余ったものを譲ってもらい

玄関前のアプローチをかんせいさせました。

施工は庭師ではなく、工務店の専務がほとんど一人完成させてくれました。

完成して1-2か月ほどなりますが、車が入っても問題ないようなので

アップしました。

車の出し入れをするとどうしても石の浮き沈みができるので

少し落ち着くまで様子見でした。

素人庭師(僕)でもそれなりにいい感じに、再利用できたと思います。

もとあった石は下の写真ですね。



河鍋暁斎展


先日、三菱一号館美術館に行ってきました。

「画鬼 暁斎」展

幕末明治の天才画家、日本の近代建築の父といわれるジョサイア・コンドルは

弟子だったなんて知らなかった。

コンドルも絵うまいんだな、これが

しかし、圧巻はやはり暁斎、見入ってしまいますな・・・・

狩野派、妖怪、春画、画日記、墨絵・・・素晴らしいですね。

画鬼といわれるだけありますね・・・




2015年7月24日金曜日

おいしい蜂蜜


ゆりの木の花の蜂蜜

皇居のお堀の周辺や迎賓館の街路樹であるゆりの木の花から

あっさりした深みのある甘み

蜂蜜はいくつか試しましたが、これおいしいですね。



2015年7月23日木曜日

戦争の浮世絵


先日、浮世絵の戦争画展に行ってきました。

原宿の太田美術館。

戦争の浮世絵、面白いですね。、

幕末の戦いにの様子を戦国時代の絵柄で表現したりして。

でもなぜか、リアリティが薄れますね。

実を言うとこれがいいのかもしれません。

リアルな写真や絵だと政治的な統制の対象になりますからね。

歌や漫画、アニメなどは、

少し外れたところから揶揄できる大切な媒体ですね。



2015年7月22日水曜日

キッチンのダクト


キッチンのダクト(排気パイプ)

かなり以前はアルミのフレキシブルダクトが使われていましたが

戸建て住宅でも、

現在ではアルミではなく鉄板(スパイラルダクト0.5t以上)を使い

その周りに50ミリのロックウール(この場合は同等のセラカバー20t)

をまかなければいけません。

鉄板のダクトは簡単に曲げられないので

早い段階から、正確にダクトを取り付けないといけないのですね。

このセラカバー20ミリは50ミリより薄いので扱いやすいですね。



2015年7月21日火曜日

飯後の茶事


先週土曜日は、等々力の家の茶室のお披露目ということで

施主のOさんが飯後の茶事を催されました。


Oさんは茶道関係の本もたくさん出されていることもあり、

客も高名な方々やお茶を何年もなさっている方々です。


イヤー、僕は生きた心地はしませんでしたが、

さすが、みなさん僕のようなものの扱いも慣れていらして

正座以外は楽しませていただきました。


茶室のお披露目は一度だけのチャンス、このような席に同席させていただけ感謝です。

今回は、庭も完成し、庭の使い方、茶室の使い方、水屋の様子など

実際に体感でき、すごい経験でした。

これは僕の財産ですね。

等々力の家づくりを通じて

茶事、茶会のいろんな可能性を感じることができました。

感謝。感謝です。



庭いい感じでしょ

10人の客が何とか座れました。

玄関先のベンチが役立ちました。

2015年7月17日金曜日

時を刻んだガットギター


等々力の家の施主Oさんより

ガットギターを頂戴しました。

高校、大学時代の思い出のギターということですが

楽器の人生後半を僕に託していただきました。

Oさんは、お茶を教えてもいらっしゃいますが

ギターも趣味で、住宅の設計打ち合わせの合間の

音楽談義も楽しい時間で、本業より音楽話のほうに

ついついいってしまうので注意が必要でした・・・・

そういえば、13年ほど前に設計した西窪町のいえの施主さんはブルース好きで

打ち合わせがホント楽しかったこと思い出します。


このギター1974年製、俣野勝 500という製品で

当時クラッシクをやっている方たちには人気の中上級品だということです。

弾いてみると音の抜けがよく、僕の今使っているアコースティックより

2割程音が大きく感じます。

ガットギターの音色は、金属弦に比べ温かみがあるので、

何とかうまく使いたと思うのですが、挑戦中です。

音がよく出るので、6弦全部ではなく3弦(トライアド)中心で

音を構成していくと、結構いい感じですが、

まだちょっとなれませんが・・・



木の乾燥の状態も良く、良い音で時を刻んだギターは

良い音で響くと、あるギタリストからききました。

大切に時を刻んだ質の良いギターは新品よりもなぜかいい感じがします。


家もそうですよね・・・

住み方とうまく共鳴すると、新築よりも

使い込んでいくほうがいい感じになると思います。


2015年7月16日木曜日

戸越公園の家


11年前に設計監理した戸越公園の家に先日行ってきました。

久しぶりです。

バルコニーの格子が傷んできたのと、隣地がマンションになるので

お隣づきあいもなくなり、隣地に隣接する格子等の補修がやりにくくなってくる

だろうということで、今後の補修の方針を・・・・

行ったら、あらー急にどうして・・・一週間間違えてました・・・

でもご夫婦いらしたので、無駄にならずよかった・・・

ご主人は建て替え前のの住宅でも、いろいろと住宅をいじるのが好きでしたが

いまも楽しそうに 小さな改造を加えています。

いいですね、住まいを楽しんでいる感じ・・・

2015年7月15日水曜日

東北沢の家 の玄関アプローチ


1年半ぶりの東北沢の家訪問。

設計は2000年 14年もたつんですね。

旗竿敷地の旗竿部分を庭とし、それにつながるように土間の吹き抜け玄関スペース

正面のドアを左に引くと、その土間の空間がつながります。



渡辺篤史の建もの探訪


気持ちいい空間だと今でも思います。





2015年7月14日火曜日

設計した家の畳の上で、お子さんが生まれました


14年前に設計監理したおうちで4人目のお子さんが生まれました。

おめでというございます。最初のお子さんが生まれたころに建ったおうちです。

そして、何と!おうちの畳の上での出産とのこと!

「この家で生まれました」というメーッセージトとともに

お子さんの名前の入った、記念の伊勢木綿の素敵な手拭いいただきました。

抱っこもさせていただきました。

可愛いですね・・・

長く住宅と関わって来て良かったなという思いです。



2015年7月13日月曜日

使える内外装材活用シート 目黒図書館に






目黒図書館に2冊寄贈 しました。

意外と業界の方にも評判がいいので

一般の方にも見ていただきたいですね。

建材本としては、設計者の視点に立ったもの..

責任をもって使い提案する視点で解説しているので

役立つといっていただいてます。

意外とこういった本はないんですね・・・


2015年7月10日金曜日

和デザイン

和デザインのススメということで

等々力の家のインテリアを担当した細井絵理子さんが

等々力の家を紹介してくれました。

和紙はすべて、細井さんの助言によって選びました。

なかなかいいんですよね

記事は 内装材料案内ホームページ (東京内装材協同組合)

「和デザインのススメ Part1 NIPPPN DESGN の良さ再発見」

です。

いちど読んでみてね



和紙を使った和室6帖の和室

逆勝手の大炉が設置されています。

2015年7月9日木曜日

採光通風雨戸の件


通風雨戸ようやくつきました。めでたしめでたし。

以前、ここで残念な商品

ということで、通風雨戸のことを書きました。

新品なのに、ペンキで補修しごまかし、アルミの切りくずを付けたまま

ビスは半締り・・・とても新品とは言えない商品を現場に送り付け

現場に呼んだ社長は言い訳ばかり・・・

不良品を送りつけたのですから、返品し金額を返金してもらいました。


その後日談

雨戸をやはり何とかつけたいという施主の希望から

再度、残念な商品の社長に現場に来ていただき ちゃんとした商品を再度作り

取り付けられるか念をおしながら検討してもらいました。

しかし、やはり社長はいい加減、この住宅特有の取り付け方法もあいまい。

図を描きながら、これでどうだといってもほとんど通じない・・・

これホントに、この商品を扱う人なのという疑問が生じ

やはりこれはまずいということになり

類似した商品を施主と一緒に探しました。


セキュアガード、ライフガーデニア、シェルマードなど

で、住宅の現状から、日本ケイアンドアイのセキュアーガードを採用することに

なりました。そして、竣工後3月半にようやくきれいにつきました。

良かったです。


で、その残念な商品のダメな会社、先代はしっかりした方だったようですが

今はトラブル続きのようで、施主の奥さんが信用していたのは先代のころ

だったようです。

新しい商品を扱うときは、やはり慎重を期さないといけないということですね。

工務店の社長が、この会社なんか怪しいと言っていたのですが、

発注のプロの感はやはりすごいなとおもうばかりです・・・


僕は、新商品はむやみに使わない主義ですが、良い商品でも

ダメになることもあるから常に注意が必要ですね。















2015年7月8日水曜日

床下断熱


夏ミカンの家

床下の断熱材 フクビのフクフォームECO

今回も壁、屋根はセルロースファイバーの断熱材ですが

床は、セルロースファイバーにも使われている、産業古紙を使った断熱材。

床も一度はセルロースファイバーを使ったのですが、

工程管理がなかなか難しいので

床だけは違う製品にしています。

工事的には

床はなるべく早く施工をしたいのですが、セルロースファイバーだと

より完璧に電気配線や雨水処理をした後に

床施工となるので、工程的に少し時間が延びる可能性があるんですね。

慣れた工務店であれば、問題はないのですが

いつも慣れた工務店とは限りませんからね

工程的によりリスクのない方法を選んでいます。

施工とは、現実的にベターな方法を選んでいくというのが

正しいのです。

2015年7月7日火曜日

楽器は何故か中古が魅力




右のギターは中古のギター屋さんにふらりとよったら

ギターが僕を呼んでいるような気がして、買ってしまいました。

いわゆるブランド品ではなく

それほど高いものではありませんが、

姿形に魅了され、弾いてみるとなかなかいい音。

買う気は全くなかったのに・・・


なぜか今まで愛用していた左のギターと色合いが似ています。

意識はしてなくても好みの色があるようですね・・・



ギターの質のいい中古品は、ビンテージと呼ばれることも多く

新品より高くなるものが結構あります。

はずれも多いので注意も必要ですが、買うときは自分なりに弾いて十分に点検して

売る店も信頼して買います。リペアー職人も層が厚いです。


住宅もしっかり建ててしっかり維持した建物を

住む人が「自分で自分なりに」点検し

仲介人がしっかりした評価ができる市場があれば

もっともっと中古市場が動くと思うのですが、

日本では新品信仰があって、まだまだ成熟していないですね。



よい住宅は直してうまく使いたいものです。

2015年7月6日月曜日

障子替えで筋肉痛


昨日は、休日ですが

自宅の障子替え

前回は、普通の和紙の障子を張りましたが

今回は、ある事情でワーロン紙(雲竜0.2t)に挑戦。


設計では基本的に和紙にしているのですが

お子さんがいる場合、高齢者で張替の手間が面倒・・・

という場合は、このワーロン紙は便利です。


以前の和紙を、接着面に水を含ませながらはがし、乾かし、

ワーロン紙を切り、専用テープで張っていく。

作業は簡単ですが、いつも使わない筋肉を使って、今日は筋肉痛。

無事8枚はりました。和紙手間の半分ですね。

西日の強い面の障子なので、接着面がどうなるか・・・・

ちょっと実験の意味もあります。









2015年7月4日土曜日

福井女子ジャズセッション


フルートの高橋佳奈子さん、ピアノの馬渕侑子さんのライブ、イン横浜野毛うっふ~~

お二人とも僕と同じ福井出身で今回は

「福井女子ジャズセッション」ということで。

会場の野毛うっふは、サーカスやポールダンスもやる、吹き抜けの空間で

自由にフルートやいろいろな笛を吹くKANAさんと

歌声もGoodな馬渕さんのピアノが響き・・・いいですね。

開放した前の道に可愛い4歳くらいの女の子と夫婦が聞いているうちに・・・自然に中に

そして、奥さんと、女の子が踊ったり・・・

さすが横浜、さすが野毛、すました代官山、中目ではありえないですな・・・

うらやましい。野毛に住みたいですな。

会場に来ていた、福井出身の吹奏楽で有名な先生Uさんとブルースソウル話で

仲良くなりました。音楽はいいスナ ○



2015年7月3日金曜日

新国立競技場・・・

新国立競技場、だれが責任者かもわかりませんね・・・

なのに金はどこからか出てくると考えているなんて・・・

高度成長時代の亡霊が、政治家、建築家、官僚、マスコミにとりついているのでしょうか?

残念なのは、大学時代に教えていただいた医者や弁護士並みの

「社会性のある建築家」像が

崩れていくのが残念です。

耐震偽装問題でも、一番責任のある建築家は蚊帳の外でしたからね。


新国立競技場のすったもんだと、よく似た身近な長い世間話がありましたので

ノッケテみました。ま、こんなのまっとうな世間じゃ嘘話なんでしょうね??


■日野本男のところに、孫の振子(しんこ)から相談がありました。
振子の父・文男は本男がやっていたスポーツ用品屋をついでいます。

振子は地元商店街の振興も考えて、スポーツ用品店にスポーツジムを併設したいと、土地所有者の祖父本男に相談に来たのです。

浪費家だった父文男と似て夜遊びばかりしていたようですが、昔可愛がっていた孫娘の熱心な提案に、孫も真面目に店を継いで婿でも見つけてくれるかもしれないという期待と、スポーツジムは本男もバブルの時に一度考えたこともあるので・・・とりあえずいいのではと賛成しました。

遊んでばかりいた振子がなぜ、そんな気になったかというと、祖父本男も世話になっている地元大物の、盛元さんとスポーツメーカ重役の大倉さん、地元不動産の泉不動産が振子に話を持ちかけたのです。いわゆるおいしい話です。

■振子のスポーツ用品店の敷地は駅と住宅街の間にあり、スポーツジムにはちょうど良い環境だったのです。敷地は商店街に隣接する住宅地なのですが、盛元さんによると内密だけど、敷地の用途変更は市議会の議長の保井さんを巻き込んですでに以前より準備は進んでいるそうです。商店街の振興を名目にです。
用途変更になれば6階建てのビルも可能です。テナントも可能となるので、カラオケ屋の戸久良さんが飲食店として一部借りたいという話もすでに入っているようです。

振子は地元の大物達が声をかけてきてくれて有頂天。6階建てになるなら収支計画は黒字間違いないでしょう。うまくいけば、かっこいい車を買って地元出身のラグビー選手のスポンサーになって、別荘を建てて選手とパーティなんかもいいなと夢は広がります。

話によると泉不動産は隣接地を用途変更前に、ちゃっかり買っているとい噂です。あくまでも噂ですが・・・

■さて、振子は建設業のツテはないので盛元さん大倉さんの紹介で、有名な藤保建築事務所の藤保さんと番頭の外藤さんと話を進めることになりました。

藤保さん、外藤さんは強引な用途変更などもあるようなので、間接的に関わるのが適切と判断したのでしょうか?うってつけの建築家を探してあげましょうと提案しました。
自分たちは危うい設計をせず、知り合いの有名な建築家などに設計をさせ恩を売ったほうが得策だと考えたのです。そうすればその建築家から違った仕事の紹介もあるというものです。世の中持ちつ持たれつですね。

強引な用途変更もあるので地元の若手建築家たちにも声をかけ商店街振興もかねて盛り上げるのもいいのではという話もありましたが、藤保さんはどこの馬の骨ともわからない建築家においしい話をかき回されたくなかったので、気心のしれた知り合いの「有名」建築家達に提案をお願することにしました。有名だと話題性もありますからね。

振子さんも盛元さんも大倉さんも、いい提案だと納得しました。

スポーツジムの技術や予算に精通している建築家という触れ込みで、藤保さんの知り合いの有名な建築家何人かに案などを出してもらいました。
さすが有名建築家は違います。振子はあまりの素晴らしさにどの案がいいかもわからないほどでした。夢は広がります。これならスポーツ選手を招いてオープニングしても様になります。
早速、今あるビルの解体契約も進めることになりました。

■しかし、スポーツジムの技術や予算に精通している話はどうも眉唾だったようです。
すべての提案は素敵な案ですが余裕の予算も軽くオーバーになるのではというものばかりでした。ある案などは隣の敷地まで使った案だったのですよ。

振子はさすがに心配になり藤保さんに大丈夫ですかと尋ねました。
藤保さんはちょっと条件が盛りだくさん過ぎたようなので、調整していきましょうね、と言い、でもいいものはできますよ、振子さんの将来のためにも少々の冒険は必要ですねと言いました。

そういえば、遊び仲間でもある若手の建築家がいたけど、彼らに設計やらせたほうが得だったかななんて振子は思いましたが、もうすでに偉い藤保先生の前では言えません。

■さて、藤保さんは予算オーバーでも良いもの建てるのだからしょうがないと言い切りましたが、さすがに余裕で出した予算よりもさらに高くなるのではと心配になり、どうせアップするなら一番話題性がありそうで、恩も売れる友人の案で盛り上げるしかないと考えました。あの隣地も使った強引な案を出した建築家、座覇山さんです。
番頭の外藤もやはり話題性が大事と同意しました。
派手好きの振子に金を出させるには話題性と強引さが必要です。

おだてられた振子は、すでに商店街振興の推進者でスポーツ選手のスポンサー気取りです。ビルは解体したのだし、盛元さんと大倉さん、藤保さんは、プロだからきっとうまくおさめてくれるだろう、そう振子は思いました。

■しかし、施工会社に概算を出させると余裕で5億に収まると考えていたのに10億・・・
とてもこれではできません。

盛元さんも大倉さんも藤保さんも頭を抱えます。
それで飲食店のテナントで入る予定のカラオケ屋の戸倉さんを呼んで、スポーツジムの一部にカラオケと娯楽施設も造って稼ぐ方法を考えようと相談しました。
それでも収支計算で7億の建設費をまかなうのは苦しいのですが・・・

しかし、いまさら地元の大物・盛元さんに恥をかかせることはできません。大倉さんと戸久良さん藤保さんはカラオケ屋と娯楽施設はもうかるしスポーツ関連からのリベートも入るということで、強引な黒字の収支計画をでっちあげました。

そして、本男が昔大変世話になった盛元をつれて大倉と振子と藤保が本男説得に乗り出しました。

本男は、スポーツジムにカラオケと娯楽施設じゃスポーツ用品店の事業を逸脱し、さらに収支も厳しいんじゃないかと渋ります。娘の市子と民子もまずいんじゃないのと心配です。

本男は心配になって、知り合いの銀行経由で立派な建築家の巻上さんに相談しました。でも7億はかかるとか・・・確か隣町の同じ施設は3億程度でできたという噂なのに・・・

結局、大物盛元に外堀埋められ、大倉の強い説得で、9億円で契約し、スポーツジム娯楽施設は無事完成しました。

■それから10年後、
施設は閑古鳥、振子は責任放棄して逃亡、本男と文男のところには借金の重荷が・・・
スポーツジム娯楽施設は泉不動産とカラオケ屋の戸久良さんが安く買いたたき、スポーツとは関係のないキャバレーなどの娯楽施設になるようです。

本男は残った膨大な借金のために財産はスッカラカン、優しい市子や民子が引き取って老後を送るようなりました・・・いまじゃ貧乏な日野本男です。

盛元さんと大倉さん戸久良さんは隣地を買った泉不動産と仲良く、この町でお変わりなく過ごしていると聞いております。

めでたし、めでたし。

誰が???

2015年7月2日木曜日

準耐火・耐火木造の可能性のセミナー


昨日は、新木場へ


中規模木造建築物の建築促進「準耐火・大家木造の可能性」

の報告会にお邪魔していきました。

研究者の報告や実験などを中心に、木造の耐火、準耐火の可能性を考える

という会です。

木材を耐火被覆に・・・という面白い試みや、角材をボルトで締めた

柱や梁が火災にどう対応できるか・・・などなど

興味あるお話が聞けました。


最近は、国産材の利用などもあり、木造耐火住宅も都内に

多くできています。地盤が弱く、建て方も難しく、区内のほとんどが防火地域という

下町などでは、選択肢の一つですね。

しかし、木造は戦後建築の世界の傍流

やっとここ15年ほどで、実験や実例ができつつあるようです。

木造の構造や耐火など認定等の層が厚くなれば、金額的にもこなれ

一般的な住宅などでも、面白いものができやすくなりますね。


2015年7月1日水曜日

建築家が選んだ建築家展 第8回 メンバー

建築家が選んだ建築家展 第8回 

テーマは「住む=スペシャルな家」です。

2015年9月2日ーー11月13日開催です。

銀座立川ブラインド ギャラリー オッテ


スペシャルな家というと、奇抜なデザインを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが

住まいは住み手のもので、建築家のものではありません。

建築家の設計監理は

住み手のそれぞれの「特別」に丁寧に答える仕事だと思います。

今回は、4人の建築家が設計監理した

住み手にとってスペシャルな家を展示します。


■秋山功

■小久保美香

■齋藤文子

■滝澤俊之

今まで7回の展覧会の28名の建築家の、住まい手の「特別」も同時に展示します。

合わせてみてください。