2014年3月31日月曜日

13年前の外壁


13年前に設計監理した相原町の家、ベランダの木が腐ってきたということで、お邪魔してきました。

建具の建て付けや床の汚れ等はありますが、外壁は、汚れもなくきれい、内部のシナ合板もきれ

いでした。引戸の建て付けが悪かったので、ちょっと直したりして、世間話など。

外壁は、製法が安定している時期のものなので、本当にひび割れもなくきれいでした。

この後5年後ぐらいから、鼓の外壁の会社の製法が変わりひび割れの問題などが

生じているんですね。

この話は、別の機会に・・・

現場までの時間はかかりますが、設計監理した住宅に、

こうして相談していただいて、お邪魔出来ることはとてもうれしいことです。

補修の指示書を描いて工務店に見積もっていただいて補修という段取りです。



2014年3月28日金曜日

使える!! 内外装材活用シート 2014-2015


使える!! 内外装材活用シート 2014-2015

改訂が今日上がってきました。

店頭にすぐに並ぶと思います。

今回は、古材、塗装、左官材を

「自分たちで扱えるいい建材」という巻頭記事でまとめました。

コラムや記事の修正などもいくつか、入れ替えています。

2,3年でもメーカーが変わっていたり、なくなっていたり・・・・

それなりに大変なんですね。

巻頭内容は、建材の本としては意外と面白い視点だとおもっております。

2014年3月26日水曜日

モザイクタイルの楽しみ

この前行った建材展で

モザイクタイルの模様を自分で造る・・・・

いいですね。

これからの住宅は、急ぎのしごとではなく、一緒にこんなことを

やる時間を持ちたいですね。塗装したり、棚を現場を見てから

考えたり・・・

工務店は経費の問題もあり急いで仕事したいのはわかるけど

住み手が、急ぎすぎるのはいけませんね。

匠屋では、ローンや引っ越しの問題はありますが

住み手に住まいづくりは、なるべく急がないように助言しています。

何故なら、納得が大事だからです。

色々検討して、初めて納得ですね。










2014年3月25日火曜日

外壁工事



用賀の現場の、外壁左官工事の下塗りが大体終わりました。

左官工事は、以前は割れが心配で、ほとんど使いませんでした。

ここ10年ほどで、モルタル下地にガラスメッシュのシートを入れて

割れをなくす工法が一般化して来て、金額的にもそれほど高くなくなってきたので

いまは左官外壁も良く使うようになりました。

さらにモルタルも軽量化されたので、外壁内に通気層を設けるときの

重量も軽減され、より使いやすくなったこともあります。

上の写真の表面にガラスの薄いメッシュシートが埋め込まれているんですね。

この上に仕上げをします。

今回は、アイカのジョリパットという仕上げ材を使います。

僕が良く使うのはクオータームーン

適度な粗さがあり、汚れも目立たず、温かみがあるからです。



2014年3月24日月曜日

インテリアコーディネーターの卒業式



昨日は、南青山で町田ひろ子アカデミーの卒業式でした。

インテリアコーディネーターの学生に建築技術を教えているいるのですが

図面もかけないところから、図面やパースを学び、インテリアコーディネーターの

基本を2年で学びます。それも多くの方は仕事をしながら週二コマの授業で。

素材や家具、装飾の感性は、僕たち建築家にとっても学ぶてきところが多いですね。


卒業式に先立ち、卒業生の代表の卒業課題のプレゼンテーション

パワーポイントで5分・・・いやいや、みんなかなりの腕前でした。

5分間で伝える技術・・・これ建築学科にも必要かもしれないとつくづく思うのでした。

技術者は、だらだらと何でもかんでも説明したがりますからね、

特に僕たち建築家は・・・・さらに小難しくね。これいけませんね




最後に、講師みんなに花をいただきました。





2014年3月20日木曜日

渋谷駅東急・・・解体



今日、用事で渋谷へいったら

渋谷駅の東急が解体されていた・・・

こうやって解体されると、渋谷も変わっていくんだなと思いますね。

写真、囲いの向こうがわが、ハチ公前ですね・・・・


2014年3月18日火曜日

蔵の外壁



先日、福井へ、姪夫婦が姉の家に移るので、リフォームの相談に

雪があるとおもっていたら、全くなし、この時期で珍しい

冬前に直してもらった蔵の外壁、焼き杉の羽目板もきれいに仕上がっていました。



押縁がないとちょっとモダンですね。

昨年お盆に会えなかった友人と日程が合ったので、遅くまで飲んでしまいました。

友人と昔はなしは尽きないものです。

福井に年2,3か月ほど居たい気がしますね・・・






2014年3月17日月曜日

住宅省エネルギー設計技術者講習修了証

先日講習を受けた

修了証が送られてきました。以外としっかりした証書ですね

テキストもしっかりしていたし、国交省が2020年に義務化を目指すだけはあるな・・・

義務化がいいとは僕は思はないけど、

住み手が選択の基準を持つのはいいことだと思う。

断熱や省エネは、なんといっても理論よりも現場の技術のフィードバックが命、

それなりの蓄積がないと難しいものです。

このような紙切れだけを信じてはいけませんよ(笑)

でも、これくらいは勉強してないとまずいけどね・・・


2014年3月13日木曜日

平和島骨董市

先日、平和島骨董市に行ってきました。

昨年一度行って、面白かったので

骨董の趣味と物欲がありませんので、買いたいという物が別にあるわけではないのですが

古いものを見ていると

新しいもの好きな建築家の魂が

妙に揺さぶられるのです。

骨董が似合う空間というより

骨董の受け入れられる空間にしたいなと最近思うんですね。

日本の場合は、日本の歴史と、欧米からの輸入の歴史を併存してきましたが

そろそろ、日本の歴史も受け入れて、明治以降の欧米の歴史も受け入れて

住空間を豊かにしていきたいなとおもいます。

裂や懐かしい道具、いろんな器を見ていると、今までと違ったイメージもわく一方

空間に対する許容力(巾)もアップする感じがします。

時々顔を出して、1時間ほどつぶすのもいいものですね。

http://www.kottouichi.com/heiwajima/HOME.html

2014年3月12日水曜日

生徒から頂いた花



生徒から素敵な花をいただきました!

淡いグリーンは僕のイメージかな・・・だとしたらうれしいですね。

ニコライ・バーグマン・フラワーズ&デザイン

http://www.nicolaibergmann.co.jp/

花には疎いのですが、女性の間では名の知れたフラワーボックスらしいです。

インテリアコーディネーターを目指す方たちに建築を教えているのですが

建築とは違った見方や物の選び方を、みなさんするので

いつも新鮮で、学ぶところが多いですね。


2014年3月11日火曜日

進化するLED



先日、東京ビックサイト、LED Next Stage 展に行ってきましたが

LEDはどんどん進んでいますね。毎年来ないといけないなと思います。

昨年は行かなかったので。

照明部分の小ささと制御のしやすさに加え、LEDモジュールを使っていろんなアイデア

をいろんなメーカーが考えています。

以前は照明器具メーカーと言えば数社でしたが、たくさんあります。

そして、小さなメーカーでも面白い提案がありました。

・照明器具に磁石でフィルターを付けて、色々表情を変える

・細い線光源にして壁に埋め込むと、光のラインだけが浮かび上がる

・広い美しい面光源

・小さくて薄い面光源

・薄いダウンライトに近いシーリング

・間接照明のための数々の器具

・照明全体を制御するシステム

・引掛けシーリングに取り付けるライト


・・・目が離せない。しかし、実際に住宅にどのように使うかは難しいですね。

アイデアやデザイン先行になってはいけませんからね。

2014年3月10日月曜日

金山公園の家

久しぶりの住宅訪問

先日、7年ほど前に設計監理した金山公園の家にお邪魔しました。

先日の大雪で、トップライトの一部からすこし雨が入ったみたいです。

竣工後、屋根にソーラーパネルを付けたのですが

トップライト間際まで迫って取り付けたので、雪が完全にトップライトを覆ってしまって

水圧の関係から水が一部侵入したようです。

早速、工務店と対応の準備。

で、玄関のらせん階段回り、本当に楽しそうに住んでらっしゃるのが

うれしいですね。



飾り物もいつも感心します。

壁には、古材の板を取り付けて、装飾棚に、

古材というのがまたいいですね・・・


2014年3月8日土曜日

東京ビックサイトの建材展



昨日は、東京ビックサイトへ

進歩著しいLED照明と建築建材の今年の流れを見に

沢山のカタログを断っても、それなりの量に・・・・

しかし、LED照明と建材でなかなか面白いものが見つかりました。

それはまた別の時に紹介。

そして、我が福井県から出品

中西木材の思い出の家などの古材を使って、武生打刃物を記念に造るという

リアンズ・プロジェクト
http://rians.net/

中西木材の中西さんの、ブースでの一枚



2014年3月5日水曜日

イラストでわかる建築用語


ナツメ社「イラストでわかる建築用語」半年ごとの重版

うれしいかぎりです。

半年ごとに、印税が・・・ちょっとした飲み代にはなり、それはそれでうれしいのですが

本当は、常に素人、ユーザー目線で専門の知識を

伝えるという考えで、いままでの書籍では、係ってきたので

その一つの結果がでているということでうれしいのです。


今まで書かせていただいた

「いちばんやさしい建築基準法」

「快適で住みやすい家のしくみ図鑑」

「使える内外装材活用シート」

「インターネットで家が建った」

「らくらく突破 インテリアコーディネーター合格テキスト」

来馬輝順(建築工房 匠屋)の著作翻訳

これらはすべて、そういった方針でまとめ、出版してもらいました。


これはたぶん若いときに

クリストファー・アレグザンダーの「パタンランゲージ」と出会ったからです。

住み手との意義あるコミュニケーションこそ、

質のある住宅を造る

質のある街をつくるということですね。

そのコミュニケーションのための土台が難しい専門用語であってはならない

という事なのです。





2014年3月3日月曜日

ちょっと気になること

このところ、ちょっと気になることが・・・

別に、重要なことでは無いけれど

三国連太郎の「利休」を見ていて

中村吉衛門の家康と、三国連太郎が茶室でお茶をいただくシーン



こんな感じなのですが、いがいと5帖の茶室(床の間別)が見当たらない。

しかも炉の切り方があまりない。気になるんですね。

茶の知識があまりないものとしては、有名な茶室なのに知らないのか

撮影用として、カメラ目線で作ったものなのか

妙に気になるんですね。

このシーンです。