昨日は、初めての茶事でした。
お茶は全く何もできず、正座は10分・・・というていたらく
学生時代に日本建築史のなかで習った茶室程度の知識
悔やまれます・・・若いときに少しぐらいかじっておけば・・・
全くの付け焼刃で、正座をしながら茶事の本やら、学生時代に読んだ茶室の本やらをひと月読んで少しぐらいは何とかかっこつけようと思いましたが、
作法や手続きは、本で読んでもできるはずはなく、完全に撃沈です。
完全に・・・
しかし、招いていただいた誠之庵の小澤宗誠さんはじめ、この席に誘っていただいた「一億人の茶道教養講座」著者の岡本浩一さん、ほか岩崎さん、檜垣さん、植田さん、門前さん、みなさんベテランで、ド素人の僕をやさしく気遣っていただき、6時間の茶事も楽しくすごすことができました。
6時間もですよ楽しく茶事に同席できたなんて。
思っていた茶事と全く違いました。茶事の基本は本などと同じですが、お客に合わせ臨機応変のおもてなし。それに僕が建築をかじっているということから、炉の火箸は、鉋職人の千代鶴銘のもの
を準備していただいた心遣い、素敵な火箸でした。
それに、掛け軸、藤村 庸軒の花入、趣のある鉄の風炉、美しい灰形、懐石のおいしさ、その器の趣、すべて新鮮でしたね。懐石はとてもおいしいものでした。
それと炭と灰と、藁炭で風炉の灰を美しく演出する技・・・素晴らかったです。小澤宗誠さんは灰形の先生もなさっているとか、いや・・・茶は場のアートですね。
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