2013年7月1日月曜日

平成25年5月の住宅着工の動向について・・

国土交通省の
平成25年5月の住宅着工の動向について

http://www.mlit.go.jp/common/001002419.pdf

5月の住宅着工戸数は、79,751戸(前年同月比14.5%増)、
季節調整済年率換算値で102.7万戸(前月比9.4%増)

とか・・・・消費税駆け込みとアベノミックス・・・
住宅需要の先食いでしょうね。
今年の末あたりから、一気に住宅着工、冬の時代に???かななんて

住宅は、このような景気に一喜一憂するものではないと思うのです。
ほんとうはね。

何故なら、住宅の値段は残念ながら
専門家の僕たちにもわかりにくいものだからです。
つまり、安くなりますとか、補助金で得ですとか、今でしょといっても
元の値段が曖昧なのですから。建材や人件費は、すし屋でいう時価にちかい。
得なのかどうかは、不明・・・
それに、
どんなに標準化された住宅でも、敷地や外部環境(設備も含め)や住み手の要求は違います。
だから、値段はわからない。
いくつか見積もりを取っても、図面や仕様書がしっかりしていないと意味がない。
ましてそれをチェックできなければ、意味がない。

みんなが建てる時期じゃないと思った時が、
建材も下がり、人件費も下がり得なのかもしれませんね。


設計事務所は、
景気や補助金や時代の雰囲気に惑わされず
住み手の「今でしょ」に丁寧にお付き合いすることなのですね。
急がない、焦らない、一生の事ですからね。

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