千住緑町の2階建て長屋
接道が2mしかない旗竿敷地なので、共同住宅は建たず、2階建て4戸の長屋に。
3戸を超え4戸の長屋なので、準耐火建築物に。
はじめの計画では、1階と2,3階のメゾネットの重層長屋の予定でしたが
学生に入ってもらいたいので、ワンルーム長屋4戸に。
で、地盤がよくないがけど2階たてなら地盤補強でいけると提案しましたが
施主は、地震や災害を考え、鉄骨にしてほしい、ということで
2階建ての建物ながら32mの鋼管杭を6本、偏芯もなく順調に施工。
ここまでくると、基礎もそれなりになり、木造2階建てに比べ
全く違った建物ですね。
液状化の危険も少々あるので
杭の計算も液状化を考慮しています。
下町の地盤は厳しいところが多く、施主が長い杭の予算を
考えてくれるというのは、設計者としては大変ありがたい。
施主は安心ですね。
ちなみに杭は 回転貫入鋼管杭GーECSパイルです。
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