昨夜は、久しぶりに池之端(根津)のふるかわ庵へ、ここのお酒は本当においしい
選りすぐりの生酒などがあり昭和初期の雰囲気の中でのんびり
ご主人の古川さんは、僕が名古屋で設計事務所を辞め途方に暮れていたころ
一年ほど喫茶店のバイトでお世話になったかた。
バイトなのにサービス業の本質を教えてくれました。
建築家としては特異で貴重な経験を積ませていただいたんですね。
東京に来てこの設計を出来たのも大きな経験でしたね。
もう26年もたつねと・・・ご主人やおかみさんと懐かしくお話。
バブル時代、古い住宅が壊されるなか、古い住宅を店舗兼住宅として改装したのは
ある意味、先駆的だったのかもともおもいますが、
実をいうと、人をもてなすというサービス業を学んだから
既存の建築家像や新築主体という枠を超えて、楽しく設計ができたのだと思いますね。