2012年7月6日金曜日

名づけることの大切さ

論語に
子曰。觚不觚。觚哉觚哉

とあります。これの意訳

孔子がいったよ。小さな杯を使う儀式なのに、みんなで大きな杯で酒をのんで騒いで
小さな杯の儀式だと言いあっているのは変でしょ、そんなの、だめ、だめよ

といった訳らしい

安冨歩さん本で知りました。
名をいい加減にしていると、実際もいい加減になるという話で
ホント、大切な話です。人は、言葉で考える生き物ですからね。


何故そんなことここに書くかと言うと、大津のいじめの話。
度を越えたいじめは、犯罪と言わないといけません!
マスコミや政治家はホント言葉を大切にしてください。
これは犯罪ですね!
「いじめ」と言っている限り、教師も判断ができなくなります。

このようなこと意外と多いですね。

僕は、住宅は、
基本的には建築とは呼びません。建築には西欧のアーキテクチュアという
訳のわからない香りがついてきて、判断を間違うからです。

僕曰。住宅不住宅。住宅哉住宅哉

ってとこでしょうか。住むということを大切したいですね。

最近では

子曰。責任不責任。責任哉責任

こんな言い方あるかどうかはわかりませんが、
責任が極めていい加減な言葉として使われ始めていることは確かなようですね。

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