吹抜けが、よいか悪いかは難しい問題だ。
以前は建築家の家には必須アイテムであったけど、最近は意見の分かれるところだ。
しかし、住いに光と風を有効に取り入れるための吹抜けは
気持ちがいい。
用賀の家は、第一種住居地域で、北側斜線制限が少し緩く
南側に3階建てマンションが建つ地域だ。
それを見越して、光と通気をとるための吹抜けです。
最初は、南側に庭をとる一般的なプランでしたが、住み手と現場を見るうちに
南側の住宅の影が庭に大きく影を落とすことから
建物を南側に配置し吹抜けで光を取り入れるようにしました。
なかなか気持ち良い空間です。
セルロースファイバーの断熱材と、天井扇、床暖房、エアコンを
うまく利用して、快適な住空間が出来そうです。