先週土曜日、東陽町の竹中工務店の数寄屋大工展にいきました。
展覧会最後の日に間に合いました。いい展覧会でした。
ものづくり・・・今のものづくりは、急いで造ることがチトおおすぎますね。
急がずに丁寧に、考え、造るということも忘れてはいけません。
そんなことを、展覧会の大工の丁寧な仕事の様子などを見ているうちに考えてしましました。
1時間以上のんびりと会場をふらふら。
今の住宅の多くは、時間との闘い。時は金なり
土地から買う方は、利子や返済もあり急ぐし、
世間は補助金だ、税金だで早くしようというし、
土地がある人でも、誰を信頼するか、頼むか調べているうちに
実際に建てる時間を失っているし、
少し余裕があると、住宅メーカ―が急がせるし
住み手は、工期ギリギリの中で決断を迫られるし
工務店は、施主に早くしろと言われるし
などなど
しかし、良くできた古い家などを見ていると、それでいいのだろうかと
考えてしまいますね。
もしかしたら、時は金なり・・・とは
時を丁寧に使うことこそ、価値があると言っているのかもしれません。